介護士の仕事に関しては様々な悩みがありますが、特に恋愛に関する悩みは大きいとされています。
介護士の仕事はその性質上、高齢の要介護者と接する機会が多く、若い人との出会いは決して多くありません。
要介護者の親族と面談することはありますが、あくまでも介護士としての仕事の一環であり、そこにプライベートな事情を持ち込むのは社会人として相応しくないと言えるでしょう。
介護施設によっては利用者の親族と親密になるのを「介護の質に違いが生じる」などの理由で禁止している所もあります。
同僚と恋仲になって結婚に至るケースもありますが、介護とは無関係の仕事に就いている人と出会う機会は他の職業と比較すると少ないのが実状です。
介護士に出会いが少ないのは勤務シフトも無視できない要因です。
介護士の仕事は昼夜逆転のシフト勤務になることが多く、予定になかった休日出勤を割り当てられることも少なくありません。
多忙な毎日の中で疲労が溜まり、休日は一日中寝ていることもあります。
仕事で疲れた体を癒すことを優先する一方で恋愛や結婚に繋がる出会いを求める意欲が低下するのも介護士に多い悩みと言えるでしょう。
積極的に出会いを求める人もいますが、体力や気力を維持するのが難しい問題もあります。
私生活に影響が及ぶほどの多忙な状況を改善するのが出会いの機会を増やす方法と言えますが、自分の都合で勤務シフトや就労時間を変えるのは容易ではないので注意しなければいけません。
職場が変わっても良いのなら、デイサービスや訪問介護に転職するという方法があります。
これらの職場は基本的に夜勤がなく、日曜日が休みのことも多いため、人と出会う機会を作りやすいでしょう。